【RYOGA】楽器フェア2018出展情報~研究発表/テイジン編~

10/19(金)~10/21(日)に東京ビッグサイトで開催される「楽器フェア2018」にRYOGAが出展!
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2018楽器フェア公式サイト 2018年10月19日(金)、20日(土)、21日(日)開催! |
今回の楽器フェアではショー限定モデルや当日発売の新製品ご紹介はもちろんのこと、
RYOGA製品開発に関して、日頃から取り組んでいる研究の発表も同ブース内で行います。
まだ製品化には至っていない研究もありますが現時点での研究成果を発表をします。

楽器フェア2018出展予定アイテムご紹介

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テイジンは、高機能繊維、化成品、複合成形材料などのマテリアル事業と、医薬品、在宅医療といったヘルスケア事業、IT事業をグローバルに展開している企業グループです。「100年 DAKE JA NAI~次の100年へ行こう。」と未来を見据えながら企業活動を行っています。「だけじゃない。テイジン」♪というコピーはTVCMでもよく耳にするのでもう皆さんご存知ですね?
www.teijin.co.jp

テイジンさんは本当に「だけじゃなかった」

テイジンさんのプロジェクトチームで「だけじゃない」ことをしたい、楽器で何かやりたい、とご相談を頂いたのは2017年の春でした。
楽器で何が出来るのか色々と考えた挙句、既存の仕様などに縛られないオリジナルブランドであるRYOGAで取り組みをさせて頂くことになりました。
しかしもう何十年も前から「いわゆるカーボンのギター」は存在しています。カーボンそのものを売りにしたギターを作っても何の新しさもありません。

そこで考えたのが<木の音がする炭素繊維板>の開発

あくまで木の代用とし「環境変化に強く管理しやすい安定した品質」や「軽くて弾きやすい」など人工素材ならではのメリットを盛り込みます。また外観では、最初の試行としては近未来的なカーボン感ありありのギターは避け「ギターとして親しみやすい」ものとし、なるべく普遍的な塗装を施そう。という方針でスタートしました。

音を奏でるプロジェクトの取り組み

<開発の流れ>
・楽器で一般的に使われる木材のサンプルを提供し音響解析を実施
・それらに対して最も近い数値が出るように素材を探索研究
 繊維の方向・編み方・厚さによる音響の変化を分析
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・アコースティックギターの表板用、裏板用でそれぞれに欲しい特性を提示して最も近い特性を持つ素材で試作を開始

このようにして1stサンプルを作成しました

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モチーフはエレアコです
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表板はスプルースに音響特性が近い素材1を選択
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裏板にはハードメイプルに音響特性が近い素材2を選択
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サウンド検証を実施

楽器フェア展示します

ひとまず完成しましたが、当初からのコンセプトとして「カーボン感」ありありのギターにはしない方針でした。この後、あえて外観上のカーボンらしさを消すように楽器用の塗装を施して楽器フェア展示に臨みます。(これはこれでカッコいいんですけどね・・・)フェア会場で試奏出来るようにしますので是非ご来場ください!

作業風景

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ついに完成しました!

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後記

木材に替わるサウンドの実現は大変難しくまだ「道半ば」ではあり、今後更なる研究開発を要します。
現在は2ndサンプルを製作中で、サウンドの改善とまだマル秘の形状加工を検討しています。
また完成したらご案内いたします!

RYOGAは既存の製法や素材に縛られることなく、より良い楽器づくりに向けて日々挑戦しています。常に進化し続けるブランド"RYOGA"にこれからもご注目ください!